矯正歯科治療例

矯正治療例

症例1: 前歯がかなり上から出てきている症例

初診時10歳の患者様です。
主訴は右上の前歯(中切歯)が変なところから出てきているということでした。
上唇と接触しやすいポジションにあったため、口内炎がありました。
そして、磨きにくいためプラークが大量に付着し、歯ぐきの状態も良くありません。
また、乳歯の前歯が脱落して期間が経っているため、隣の前歯が右寄りにきて並ぶスペースが不足しており、上下の真ん中がずれています。
見た目は(右上の前歯を除いて)普通に噛んでいるように見えますが、奥歯の関係からみると出っ歯です。
舌の前歯も比較的混み合っています。

まずは歯の萌出スペースの獲得のため、上あごと下あごの拡大を行いました。
それと同時に、前歯の裏側に引っ張るためのボタンを付けてけん引を開始しました。

写真はけん引を開始してから2ヶ月目です。だいぶ前歯が下りてきました。
そして装置装着してから5ヶ月目に、上あご前歯4本にブラケットを装着しました。

歯ぐきもきれいに付いてきて、状態も良好です。

上下のあごのバランスをとるのと、上下の真ん中を合わせる治療を進めています。

装置を外した時の写真です。
上下の真ん中が合っていて、きれいなかみ合わせになりました。
右の犬歯は出てきている途中です。しばらく経過観察を続けていきます。
ここまでの治療期間は1年半でした。

症例2: 右上の前歯が内側にある症例

初診時10歳

主訴は右上の前歯が内側にあるのと八重歯であることです。
左側(写真では右側の写真になります)の噛み合わせは比較的良好ですが、右側は並ぶスペースが不足しているのと早期の乳歯の脱落により、歯が寄り合ってこのような噛み合わせになっています。

歯のポジションと萌出スペース不足が原因ですので、まずは上下あごとも拡大を開始、ある程度拡大したところで、前歯にブラケットを装着しました。犬歯は後方に移動させるためボタンを付けています。歯の真ん中に隙間が開いているので、ゴムをかけて閉じています。

歯が出るスペースは確保できましたので、現在は噛み合わせを浅くする処置を続けています。
ここまでくれば、もう少しです。

装置を外した時の写真です。真中があっていませんが、次のステップである二期治療で合わせていく予定で、現在経過観察中です。
治療期間は1年5ヶ月でした。

症例3: 上下の歯を抜歯して治療した症例

この患者さんは15歳の女性で、上下の歯の凸凹が気になるということで来院されました。
凸凹以外に、上と下の前歯がかんでいない(いわゆる出っ歯です)、上下の真ん中がずれていることがわかります(緑の線が上下のそれぞれの真ん中です)。

また、唇を閉じたときに下あごに梅干しのようなしわができています。
このようなしわは、見た目はもちろん、矯正治療後の安定に大きく影響してきます。
これだけ凸凹が大きく、上あご下あごの前後関係がずれています。

よって、この患者さんの治療には上下の犬歯の後ろにある歯を合計4本抜いて治療を進めていきました。

まずは歯を並べていきます。装置を付ける前にあらかじめ歯は抜いていますので、そこにできたスペースに歯は移動していきます。

大体並べ終わったら、今度は犬歯を後方に移動していきます。これにはいろんな種類の方法がありますが、ここではパワーチェーンというゴムのようなもので引っ張っています。
あせらずゆっくり下げていきます。ここが結構時間がかかります。
下あごは凸凹が大きいので、並べるだけで隙間がなくなりました。

犬歯が後ろに引き終わると、前歯と犬歯の間に隙間ができているはずです。この隙間を利用して前歯をまとめて後方に下げていきます。こうすることで、唇が閉じやすくなります。
ここが一番の山場です。なお、効率よく下げるために付けはずしできるゴムを使用しています。

最終仕上げのワイヤーを装着し、細かいところをかませていきます。

治療終了時の写真です。
上下すっきりとした歯並びとなり、上下の真ん中もほぼあっています。
(後戻りが多少起きますので、その分を見越して余分めに仕上げてます。その後チェックのときには真中は一致していました。)
横顔も整って、きれいですね。治療期間はトータルで2年9か月でした。

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