ラバーダム
唾液中には多くの細菌が存在しています。そのまま根管治療を進めると感染リスクが⾼くなり再治療になる確率が⾼くなります。
感染リスクを抑えるため、当院では、ラバーダムを利⽤しています。
ラバーダムとは薄いゴム状のシートのことで、治療部位以外を覆ってマスクのように使⽤します。根管治療の際に、ラバーダムを使⽤すると、使⽤しない場合の成功率と⽐較して、各段に治療の精度が⾼まります。
あなたの⼤切な⻭を
できるだけ抜かずに残す
根管治療ってどんな治療？
⾍⻭や⻭周病が進⾏すると、細菌が⻭の根を汚染して炎症を引き起こし、激しい痛みが出ることがあります。
炎症を起こした⻭をそのままにしておくと炎症はどんどん拡⼤して、最終的に⻭を残すことが難しくなってしまいます。
できるかぎり抜⻭を避けるためには、細菌で汚染された根管（神経が⼊っている管）をきれいに消毒し、⻭を残すための治療が必要になります。
この治療のことを、‟根管治療”と⾔います。
根管治療は難しい！
根管治療は、⽇常的に⾏われる治療ですが、決して簡単な治療ではありません。根管内は⾮常に⼊り組んでおり、この複雑な構造の根管をきれいに清掃するためには平均3〜5時間が必要とされますが、殆どの⻭科医院が⾏っている通常の保険診療では診療時間に制限があり、使⽤機材も限られるため、完璧に清掃を⾏うことは困難です。根管治療で取り切れなかった細菌は「根尖病巣」という新たな病気を引き起こし、最終的に⻭を失うことにもつながります。
当院では、できる限り⻭を抜くことなく、⼤切な⻭を守りたいと考えています。そのために先端設備を使った“精密根管治療”を治療の選択肢としておすすめしています。
精密根管治療では「汚染された組織を除去する」清掃の精度が格段に⾼まります！
本来の⻭を残せる”精密”根管治療
精密根管治療、最⼤のメリットは、通常の根管治療と⽐較して、⻭を抜くことなく本来の⻭を残せる可能性が⾼まるという事です。
精密根管診療では、圧倒的に優れた先端設備、質の⾼い薬剤を使って、丁寧に時間をかけて根管治療を⾏います。
精密治療に合わせ、先端設備であるマイクロスコープ・⻭科⽤3次元CT・ラバーダムを⽤いて、徹底的に根管の中の細菌を消毒しますので、治療後の再感染、再治療のリスクを格段に減らすことできます。
精密根管治療のための先端設備
-
マイクロスコープ -
⻭科⽤3次元CT -
ラバーダム
- ⾍⻭や⻭周病が進⾏しているができれば抜⻭をしたくない！
- インプラントにするか悩んでいる…
- 保険治療で根管治療をしたのにまた痛む！
- 痛みの原因が分からない…
⼀度、精密根管治療を
考えてみませんか？
精密根管治療の流れ
- 精密根管治療 専⾨Drによる診査
- 精密根管治療 開始
※精密根管治療は、武庫之荘駅前かい矯正⻭科で⾏います
治療回数
前⻭/平均3回
⼩⾅⻭/平均3〜4回
⼤⾅⻭/平均3〜5回
治療時間
1回につき、1〜1.5時間
治療⽅法
根管治療を成功させるカギ
| 根管治療の精度 | かぶせ物の精度 | 最終的な 根管治療の成功率 |
|
|---|---|---|---|
| ケース1 |
 Good |
Good |
91.4% |
| ケース2 |
 Poor |
Good |
67.6% |
| ケース3 |
Good |
Poor |
44.1% |
| ケース4 |
Poor |
Poor |
18.1% |
引⽤元：HA Ray, 1995, Inter Endod J
最終的な根管治療の成功率は、根管治療の精度とかぶせ物の精度によって⼤きく異なります。
治療の成功率を⾼めるために、ぜひ精度の⾼い⾃費診療をご検討下さい。
精密根管治療をご検討の皆様へ
全ての治療において100%の成功は臨めません。まず、⻭を残すためにできること、それが「精密根管治療」になりますが、まれに根管内が綺麗になったにも関わらず、痛みや炎症が残る場合があります。
その際は、次の段階として外科的治療である「⻭根端切除術」をお勧め致します。外科的処置後も、症状の改善が不⼗分である場合には、最終段階として「インプラント治療」をご提案させて頂くこともあります。
精密根管治療後、「⻭根端切除術」「補綴治療（⾃費）」「インプラント治療」に移⾏する場合、2年間の補償期間内については、精密根管治療代⾦の⼀部を次の治療に充当することが可能です。
精密根管治療についてご興味をお持ちの⽅は
お気軽に⻭科医師、⻭科衛⽣⼠にご相談下さい。
現状を踏まえて、治療の⾒積書をご提⽰の上、
治療の詳細についてご説明致します。
